もし私たちの頭の中を見ることができたら何が見えるだろうか。仕事が大事なのか家庭が大事なのか、自由が大事なのか安全が大事なのか、雇用が大事なのか地球環境が大事なのか ー 私たちの日々の行動基準となっている価値観=頭の中のモノサシを知ることができれば、グローバル化が進む中で人々の価値観が近づきつつあるのか離れつつあるのか、どんな方向に行こうとしているのかを知るとともに、「〇〇人は〜」のような偏見や誤解を取り除いたり、重要な社会問題への行動変容を促すこともできるだろう。
「世界価値観調査」は、1981年に開始され、これまで延べ100以上の国と地域で人々の政治観、経済観、労働観、教育観、宗教観、家族観などが調査されてきた。今回のインタビューでは、「世界価値観調査」の日本の中心メンバーとして30年以上この調査に携わり、独自の国際比較分析も行っている電通総研の方々から、日本人の価値観の特徴や今後の調査の展望などについて伺った。
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