調査の目的
医師に対する信頼度や対話時間を把握すると同時に、現状の医療サービスに対する満足度を調査する。また、人工知能が医療現場に導入され、医師との対話時間が少なくなるという仮想的な状況を設定した上で、その時の医療サービスの満足度および人工知能に対する信頼度も把握する。そして、この2つの満足度を比較することで、人工知能が医療現場に導入された場合の人々の満足度の差を明らかにする。
さらに、人工知能が医療現場に導入される場合に人工知能ロボットと直接対面することも想定し、どのような形態(人間型・ペット型・スピーカ型)なら人間の医師より好まれるのか、本来嘘をついてはいけないはずの対人ロボットが、患者のために嘘をつくことも期待されているのか、という点も併せて明らかにする。
調査概要
- 調査対象
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全国18歳以上80歳未満の男女個人
*性別・年代・全国8地域で人口構成比に合わせて割付 - 調査方法
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調査会社が保有するアンケートモニターを対象とするインターネット調査
- 実施時期
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プレテスト:平成31年(2019年)2月22日~2月25日
本調査:平成31年(2019年)3月12日~3月18日 - 有効回答数
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15,001人
関連リンク
- 2020年4月 20-J-021
「医療における人工知能の受容性」 (岩田 和之、森田 玉雪、鶴見 哲也、馬奈木 俊介)