プロジェクト概要
深刻な人口減少が、経済にもたらす影響を明らかにする。人口減少は、高齢化を伴っており、さまざまな経路を通じて経済成長・景気変動に影響を与えると考えられる。このインパクトを、理論・実証の両面、およびマクロ・ミクロの両面から分析する。経済成長理論・ネットワーク理論・個別経済主体に関するミクロ理論などを理論的枠組みとし、労働市場の需給、資産価格形成、家計の消費行動などを分析の対象とする。こうした、多面的な分析により人口減少が日本経済に与える影響を包括的に明らかにすることを目指す。
プロジェクト期間: 2019年8月 5日 〜 2021年7月31日
主要成果物
2021年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 21-E-070
"Human Capital Accumulation According to HANK" (INOSE Junya) - 21-E-062
"Decomposition Approach Applied on the Effects of Taxes and Social Insurance Premiums on Income Distribution: Contributions to the Size of the Middle Class in Japan" (OHNO Taro, KITAMURA Yukinobu and MIYAZAKI Takeshi) - 21-E-059
"Place-Based Policies and the Geography of Corporate Investment" (Cameron LAPOINT and SAKABE Shogo) - 21-E-056
"Optimal Wealth Taxation in the Schumpeterian Growth Model with Unemployment" (HIRAGUCHI Ryoji) - 21-J-033
「バブル期の土地取引とキャピタル・ゲイン/ロスの帰着」 (宇南山 卓、吉川 洋)