プロジェクト概要
我が国では電力システム改革が進められており、2016年4月に電気の小売業への参入の全面自由化、2018年~2020年を目途に法的分離による送配電部門の中立性の一層の確保などの改革が予定されている。安定供給と効率性を実現していく上で、電力の卸売、小売、需給調整力などの市場取引のルールづくりにはさまざまな課題がある。本プロジェクトでは、政策判断に資する知見を提供するために、工学の視点にも留意しつつ、主に経済分析の観点から電力市場の理論・実証・シミュレーションなどの研究を実施する。
プロジェクト期間: 2015年12月 1日 〜 2017年11月30日