プロジェクト概要
本プロジェクトは、実証研究と理論研究からなる。実証研究では、経済成長の原動力となる起業家の立地に焦点を当て、わが国のデータを用いて分析する。さらに、経済成長が都市化や産業化といかに関わっているかについて明らかにすることによって、わが国の産業立地政策に資する。理論研究では、都市間の相互依存関係を念頭に置き、都市システムの成長過程を中心に分析する。市場均衡と社会的最適な状態を明らかにすることによって、社会的に望ましい都市政策を提言する。いずれの研究においても、都市の成長は特定地域にとどまるものではないので、グローバル化という視点から都市経済にアプローチする。
プロジェクト期間: 2011年7月13日 〜 2013年6月30日
主要成果物
2013年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 13-E-057
"On the Spatial Economic Impact of Global Warming" (Klaus DESMET and Esteban ROSSI-HANSBERG) - 13-E-056
"Spatial Segregation and Urban Structure" (Pascal MOSSAY and Pierre PICARD) - 13-E-055
"Existence and Uniqueness of Equilibrium for a Spatial Model of Social Interactions" (Adrien BLANCHET, Pascal MOSSAY and Filippo SANTAMBROGIO)
2012年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 12-E-071
"Does New Economic Geography Faithfully Describe Reality?" (TABUCHI Takatoshi) - 12-E-070
"Trade Costs, Wage Difference, and Endogenous Growth" (TANAKA Akinori and YAMAMOTO Kazuhiro) - 12-E-063
"Capital Mobility—a resource curse or blessing? How, when, and for whom?" (OGAWA Hikaru, OSHIRO Jun and SATO Yasuhiro)