プログラム:国際マクロ

通貨バスケットに関する研究

プロジェクトリーダー/サブリーダー

小川 英治 顔写真

小川 英治 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

東アジアでは域内の流動性供給の枠組み(CMIM)が整い、サーベイランス・ユニットであるAMROもシンガポールに開設され、当研究プロジェクトで提案しているアジア通貨単位(AMU)の果たす役割も今後具体化すると期待される。東アジアにおける域内金融協力を推進する上で中心となる日中韓の研究者が議論する場を設け、より具体的な政策提案を試みることが当プロジェクトの第一の目標である。さらに、2011年5月より産業別の名目実効為替相場、実質実効為替相場、日中韓の産業別の実質実効為替相場のデータも順次公開され、内外の政策担当者の注目を集めている。

当研究プロジェクトでは、為替に関する新たな評価基準を構築し、経済サーベイランスや政策指標として提案するとともに、それらをマクロ経済分析に応用することにより、東アジアにおける新たな通貨体制に対する政策インプリケーションを導くことを目標とする。

プロジェクト期間: 2013年4月 1日 〜 2015年3月31日

主要成果物

2015年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2014年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2013年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー