プロジェクト概要
2006年度~2009年度
周知のように、ソフトウエア産業での日本の競争力は弱い。ソフトウエア産業全体では圧倒的に輸入超過であり、輸出は輸入の1割にも満たない。付加価値の高い先端技術産業のなかで、これだけ圧倒的に日本の競争力がない産業は珍しい。また、このことはIT技術を利用したビジネスプロセスの革新においても悪影響をもたらしている可能性もある。これはなぜであろうか。なぜこんなにも競争力の格差が生じたのか。競争力を高めるための政策的処方箋はありうるのか。本研究の目的は、この問いに答えるための仮説を実証的に検討することで、日本のソフトウエア・イノベーションの現状を把握し、ソフトウエア産業の競争力強化とソフトウエアを利用したビジネス革新の推進のための政策を探求することにある。
プロジェクト期間: 〜 2009年5月31日
主要成果物
2010年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
2009年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 09-J-019
「ソフトウェア・イノベーションの知識ベース」 (鈴木 潤)