開催案内
近年、市場環境の変化のスピードが加速する中で、日本企業が企業価値向上を目指す上では、過度な自前主義にとらわれず、海外のプレイヤーとの協業連携やオープンイノベーションを積極的に進め、海外活力の取り込みを図ることも重要である。
経済産業省は、日本企業が企業価値向上に向けた選択肢の一つとして、海外資本活用をより具体的に検討することが可能となるよう、「企業価値向上に向けた海外資本活用ガイドブック」を作成した。
本講演では、「企業価値向上に向けた海外資本活用に関する研究会」委員の皆様をお迎えし、ガイドブックの紹介のほか、海外資本活用のメリットや留意点・リスク、海外資本活用に向けて取るべき行動などについて、実例も交えてご説明いただく。
- 参考URL:「企業価値向上に向けた海外資本活用ガイドブック」掲載サイト(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/investment/5references/kaigaisihon.html
イベント概要
- 日時:2025年7月16日(水) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問い合わせ:コンファレンス担当 木下
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参加申し込み
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講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- 宮島 英昭(RIETIファカルティフェロー / 早稲田大学常任理事・商学学術院教授 / 早稲田大学高等研究所顧問)
立教大学経済学部卒業、同大学大学院修士課程修了、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了、早稲田大学商学博士。東京大学社会科学研究所助手、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員等を経て現職。RIETIファカルティフェロー、早稲田大学高等研究所所長等を歴任。研究テーマは、日本経済論、日本経済史、企業統治、コーポレートガバナンス。主な著作:共著『現代日本経済 第4版』有斐閣 2019年、編著『企業統治と成長戦略』東洋経済新報社 2017年、編著『日本の企業統治 その再設計と競争力回復に向けて』東洋経済新報社 2011年、編著『企業統治分析のフロンティア』日本評論社 2008年、編著『日本のM&A:企業統治・組織効率・企業価値へのインパクト』東洋経済新報社 2007年、『産業政策と企業統治の経済史:日本経済発展のミクロ分析』有斐閣 2004年、共著『現代日本経済 新版』有斐閣 2006年、共編著Corporate Governance in Japan, Oxford University Press 2007年、他著書論文多数。 - 岩井 高士(中外製薬株式会社 渉外調査部主幹 産業政策渉外担当)
1996年中外製薬入社。営業本部等を経て、日本製薬工業協会医薬産業政策研究所に3年間出向し、産業調査・研究に携わる。帰任後は、経営企画部で短中長期利益計画の策定等、財務経理部で全社予算管理等のマネジャー業務、ほかに従事。この間、ロシュ本社(スイス)にコントローラーとして1年間派遣。2021年から渉外調査部で政策アドボカシー活動を主導するとともに、2025年から日本製薬工業協会産業政策委員会税制部会長を務める。早稲田大学人間科学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。 - 野々宮 律子(フーリハン・ローキー株式会社 代表取締役CEO)
20年以上のM&Aアドバイザーとしての経験に加え、米系グローバル企業にてプリンシパルとしての戦略的ポートフォリオマネジメントに取り組む。欧米のクロスボーダーM&Aに精通し、株主や機関投資家との交渉・調整、エクイティ・ストーリーの構築、PMI等に関しても豊富な経験を有する。株式会社資生堂社外取締役、長瀬産業株式会社社外取締役、日本郵船株式会社社外取締役。
- 宮島 英昭(RIETIファカルティフェロー / 早稲田大学常任理事・商学学術院教授 / 早稲田大学高等研究所顧問)
- スピーカー・モデレータ:
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- 天野 富士子(経済産業省 経済産業政策局 投資交流企画官)
2022年に民間登用として現職に着任後、海外からの資金やアイディアを積極的に取り込み、企業が国内外で活躍する事業環境・投資環境を整備するための施策立案に携わっている。以前は、外務省経済局経済連携協定交渉官(日EU・EPA及び日中韓FTA)、外資系企業法務部長、グローバル法律事務所等での職務に従事。ニューヨーク州弁護士。オックスフォード大学法学部卒業、LSE大学院政治学部卒業。
- 天野 富士子(経済産業省 経済産業政策局 投資交流企画官)