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IMF世界経済見通し:政策転換の中、重要な分岐点に

開催案内

4月に公表された国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し(WEO)」は、実効関税率が100年ぶりの高い水準に達したこと、非常に予測不可能な環境を反映して世界経済の成長率予測が2025年1月の見通し(2024年10月見通しからの改訂版)から大幅に下方修正されたことが注目された。また、世界の総合インフレ率は、1月見通しよりもやや減速ペースが鈍る見込みとされている。貿易摩擦の激化や国際協調の後退が懸念される中、政策担当者はどう対応すべきなのか。民間企業は何に備えるべきなのか。本セミナーでは、IMFアジア太平洋地域事務所長の𠮷田昭彦氏を講師としてお迎えし最新のWEOの内容に基づき、世界経済の見通しや中期的な課題を展望いただく。

イベント概要

  • 日時:2025年5月23日(金) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問い合わせ:コンファレンス担当 武川
    ※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。

参加申し込み
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講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • 𠮷田 昭彦(国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所長)
    2022年12月1日にIMFアジア太平洋地域事務所(OAP)所長に就任。日本政府で長年にわたる卓越したキャリアを持ち、副財務官、国際局審議官(いずれも財務省)、金融庁国際担当参事官などの要職を歴任した。財務省在任中に為替市場課長、国際機構課長、開発政策課長、地域協力課長などを務め、G7、G20、ASEAN+3との関係を取り仕切った経験を通じ、アジア太平洋地域内外に幅広い人的ネットワークを築いている。国際経済政策の諸課題につき幅広い経験を有し、様々な職責において国際会議での日本代表を務めた。
    これらに先立つ2009年から2013年にかけて、IMFワシントン本部のアジア太平洋局(APD)に局長補佐として在籍。太平洋諸国へのIMF代表団長を務めたほか、アジア太平洋地域の能力構築戦略の策定に従事。現在はIMFタイ能力開発オフィス(CDOT)と呼ばれている、在バンコクのIMF技術支援オフィス立ち上げ(2012年)にも中心的な役割を果たした。
    東京都出身。東京大学法学部卒業、米プリンストン大学にて公共経営修士号(MPA)を取得。
コメンテータ:
モデレータ:
  • 佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事)