開催案内
近年、環境意識やエシカル消費(人や社会・環境に配慮した倫理的消費)の高まりから、カビやキノコなどの菌類から作られた肉や食品、皮革代替品、石油製品代替品などの開発が注目されている。これらは海外では Mycotechnology(マイコテクノロジー)と呼ばれ、スタートアップが次々に生まれるなど新しい産業として台頭し成長している。
本セミナーでは、日本のマイコテック研究をリードする皆様をお招きし、微生物の新たな産業利用であるマイコテクノロジーについて、その可能性や課題、国内状況などについて解説いただく。
イベント概要
- 日時:2024年7月19日(金) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問い合わせ:コンファレンス担当 丸竹
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講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- 早川 卓郎(製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター所長)
東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻修了(工学修士)。1990年4月通商産業省入省。その後、上海日本国総領事館領事、内閣府遺棄化学兵器処理担当室参事官、経済産業研究所上席研究員、内閣府公益認定等委員会事務局審査監督官、国土交通省都市局都市政策課都市政策調査室長、一般財団法人日本規格協会標準化研究センター上席研究員、農林水産省農林水産技術会議事務局研究調整官などを経て、2022年より独立行政法人製品評価技術基盤機構技監(イノベーション支援担当)、2023年4月より現職。 - 稲葉 重樹(製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター専門官)
1997年、筑波大学第二学群生物学類卒業。2002年、筑波大学大学院博士課程生物科学研究科修了、博士(理学)。2002年より、独立行政法人製品評価技術基盤機構 (NITE)バイオテクノロジー本部生物遺伝資源開発部門資源開発課においてプロジェクト付き非常勤研究職員と任期付き研究員を歴任。2010年、同機構バイオテクノロジーセンター(NBRC)生物資源課主任、2017年、同機構NBRC生物資源利用促進課主査を経て、2024年より現職、同機構特許微生物寄託センター(NPMD)及び特許生物寄託センター(IPOD)専門官。 - 萩原 大祐(筑波大学生命環境系准教授)
2000年、早稲田大学理工学部卒業。2006年、名古屋大学大学院生命農学研究科修了、博士(農学)。同大学博士研究員を経て、2007年、東北大学未来科学技術共同研究センターにて日本学術振興会特別研究員PD。2010年、中央大学理工学部機構助教/株式会社デンソーNEDO研究員。2011年、千葉大学真菌医学研究センター特任助教。2017年より現職、筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター准教授。 - 坂元 雄二(バイオインダストリー協会企画部部長 / 日本バイオ産業人会議事務局次長)
1982年、九州大学農学部修士課程修了後、麒麟麦酒株式会社入社。麦酒科学研究所、植物開発研究所、応用開発センター、基盤技術研究所、食品安全科学センター(センター長)、研究開発部(主幹)などを経て、2013年よりバイオインダストリー協会企画部兼日本バイオ産業人会議事務局次長として、政策提言、植物バイオ、フードテック等を担当。2023年より早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構上級研究員。
- 早川 卓郎(製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター所長)
- モデレータ:
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- 佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事)