RIETI公開BBLウェビナー

円の実力と日本企業の通貨戦略

開催案内

2011年に1ドル75円台となった円ドル為替レートは、2022年には1ドル150円台まで下落した。この間、円の実質実効為替レートは1970年代初めの水準まで低下(減価)しており、円の実力は大きく低下したと指摘されている。果たして円の実力は本当に低下したのか。円の実力はどのように測るべきなのか。大幅な為替変動に直面する日本企業は、どのように為替変動に対処しているのか。円建て貿易の促進は為替リスク回避のための処方箋となりうるのか。本セミナーでは、昨年RIETIでの研究成果をまとめた『円の実力:為替変動と日本企業の通貨戦略』を上梓された横浜国立大学の佐藤清隆教授から、国際通貨としての円の実力と日本企業の採るべき通貨戦略について解説いただく。

イベント概要

  • 日時:2024年5月10日(金) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問い合わせ:コンファレンス担当 宮澤
    ※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。

参加申し込み
(外部サイトに移動します)

講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • 佐藤 清隆(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院長教授)
    長崎市出身。1991年3月横浜国立大学経済学部卒業。1998年3月東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。2001年2月東京大学より博士 (経済学) 取得。(財)国際東アジア研究センター研究員、横浜国立大学経済学部助教授、准教授、教授を経て、2013年4月より横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。2020年4月から2022年3月まで同大学経済学部長。2023年4月より同大学大学院国際社会科学研究院長(現在に至る)。2018年11月から2022年2月まで財務省財務総合政策研究所特別研究官、2022年3月より同客員研究官を務める。主な業績:Managing Currency Risk: How Japanese Firms Choose Invoicing Currency, Cheltenham, UK: Edward Elgar, 2018(共著:2019年度・第62回日経・経済図書文化賞受賞)。
コメンテータ:
  • 相田 政志(経済産業省通商政策局企画調査室長)
モデレータ:
  • 関口 陽一(RIETI研究調整ディレクター・上席研究員)