開催案内
この度、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター(WBF)は、経済産業研究所(RIETI)、早稲田大学高等研究所(WIAS)と共催で「新しい資本主義」下での企業経営権とESG-コーポレート・ガバナンス改革の次フェーズの考察-を開催します。
このシンポジウムでは、在日中のロンドンビジネススクールのJulian Franks教授、ブリュッセル自由大学のMarco Becht教授という、コーポレート・ガバナンス分野の著名な研究者をお招きして、日本企業の株主保有構造とガバナンスの変化、それに伴う機関投資家や物言う株主の役割について、欧米の最新情勢と対比しながら考察します。第1部は、研究発表、第2部は、ラウンドテーブルの形式で、パネリストにGPIFの塩村投資戦略部次長、東京大学の田中教授にも加わって頂き、新たな局面に入ったコーポレート・ガバナンス改革の今後の課題について考えます。
イベント概要
- 日時:2022年11月10日(木)13:30-17:30(日本時間)
- 開催言語:英語、日本語(同時通訳有り)
- 参加費:無料
- 主催:早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター(WBF)、経済産業研究所(RIETI)、早稲田大学高等研究所(WIAS)
プログラム
13:30-13:40 開会の辞
矢野 誠(RIETI理事長 / 京都大学経済研究所特任教授 /上智大学特任教授)
13:40-15:40 第1部 株式所有構造の進化とその影響
座長
宮島 英昭(早稲田大学教授 / RIETIファカルティフェロー)
イントロダクション
“The Quiet Change of Ownership Structure in Japan”
宮島 英昭(早稲田大学教授 / RIETIファカルティフェロー)
研究発表
“Internal Market for Corporate Control and Stock Repurchase”
Julian Franks(ロンドンビジネススクール教授 / ECGI)
“The Role of Active Funds and Activists in Japan”
鈴木 一功(早稲田大学教授 / 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター 兼任研究所員 / ECGI)
“Tenure Voting: The New Dual Class?”
Marco Becht(ブリュッセル自由大学教授 / ECGI)
Q&A
15:40-16:00 休憩
16:00-17:20 第2部 ラウンドテーブル:「新しい資本主義」下でのコーポレート・ガバナンス改革の次フェーズ
モデレータ
鈴木 一功(早稲田大学教授 / 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター兼任研究所員 / ECGI)
宮島 英昭(早稲田大学教授 / RIETIファカルティフェロー)
パネリスト
Julian Franks(ロンドンビジネススクール教授 / ECGI)
Marco Becht(ブリュッセル自由大学教授 / ECGI)
塩村 賢史(年金積立管理運用行政法人 (GPIF) 投資戦略部次長)
田中 亘(東京大学教授)
17:20-17:30 閉会の辞
鈴木 一功(早稲田大学教授 / 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター兼任研究所員 / ECGI)
*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。