開催案内
アメリカでは、若年出産は低学歴女性で多く見受けられ、それが子どものウェルビーイングの格差につながると懸念されています。 しかし、若年出産が比較的少ない東アジアでは、この関係はほとんど研究されていません。今回のセミナーでは、日本子どもパネル調査(JCPS)を使用し、母親の教育水準、出産年齢と子どもの学力や主観的ウェルビーイングがどのように関連しているのかについて、この分野の世界的な研究者であり、日本での留学経験もある、プリンストン大学のジェームズ・レイモ教授に、今回は特別に日本語でご講演を頂きます。
イベント概要
- 日時:2022年10月14日(金) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 上野
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講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- ジェームズ・レイモ(プリンストン大学教授)
プリンストン大学社会学部教授、Henry Wendt III ’55東アジア研究教授。主に、日本における主要な人口動態の変化のパターンと影響について研究している。晩婚化、親との同居の延長、婚前同棲、授かり婚、離婚の増加など、最近の家族の変化の主要な特徴について広く執筆している。また、高齢者の健康状態と家族、仕事、地域の特徴との関係や、日本において増加するシングルマザーとその子どもたちの幸福度について、多角的に検証している。現在、日本の少子化の原因を探る新しいプロジェクトと、日本の子どもの発達における格差を探るプロジェクトに携わっている。アメリカ人口学会副会長、Demography、Journal of Gerontology: Social Sciencesの副編集長を務める。
- ジェームズ・レイモ(プリンストン大学教授)
- コメンテータ:
- モデレータ:
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- 佐分利 応貴(RIETI国際・広報ディレクター / 経済産業省大臣官房参事)