RIETI公開BBLウェビナー:グローバル・インテリジェンス・シリーズ

2030 半導体の地政学 戦略物資を支配するのは誰か?

開催案内

半導体はもはや「産業のコメ」ではなく、国家の命運を左右する戦略物資となった。台湾海峡の緊張が高まる中で、台湾の製造力をめぐる米中の綱引きは一段と激しくなり、日本政府もTSMC社の国内誘致を急いだ。国家安全保障の要である半導体の技術を、誰がどのような形で支配するのか。現場取材に基づき新聞記者が見る将来像を報告する。

イベント概要

  • 日時:2022年2月16日(水) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)

講演者・略歴(敬称略)

  • スピーカー:太田 泰彦(日本経済新聞編集委員)

    国際報道畑が長く、ワシントン、フランクフルト、シンガポールに駐在。2004年から2021年まで論説委員。現在は東京を拠点に主に外交、通商、イノベーションをテーマに取材している。ダボス会議など国際会議での講義、講演、モデレーションのほか、TVキャスターとしても活動してきた。中国の「一帯一路」構想などに関する報道で2017年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。ニュース報道のほか、2005年から10年間にわたり一面コラム「春秋」の執筆を担当した。北大理学部で物理化学を専攻し、1985年に入社後、米国MITに留学。著書に「プラナカン~東南アジアを動かす謎の民」、「2030半導体の地政学」などがある。プライベートでは能楽シテ方観世流の仕舞と謡を稽古している。

  • コメンテータ:西川 和見(経済産業省商務情報政策局 情報産業課長)
  • モデレータ:渡辺 哲也(RIETI副所長)