RIETI公開BBLセミナー

産官学連携で進める再エネ新技術開発―世界と勝負するために

開催案内

瀬川浩司教授は、高性能低コスト太陽電池として期待され、世界的な研究開発競争が進められるペロブスカイト太陽電池研究の第一人者として、世界新記録となる変換効率20%超のペロブスカイト太陽電池ミニモジュール作製に成功。また、産官学連携を通じて、日本の未来社会ビジョンに基づいて持続的社会基盤やエネルギーシステムのあるべき姿を描き、環境・エネルギー問題の解決や経済成長と社会システムの創造・発展向上を目指す「東京大学 サステイナブル未来社会創造プラットフォーム」を主宰する。

東野康明部長補佐は、世界最大級の1.18GW大規模発電所、またその当時世界最安の発電単価(報道では2.42¢/kWh)となるアブダビのスワイハン太陽光発電事業の入札・開発業務を主導(2019年4月に商業運転開始)。その後、発電単価では下回るものが登場したが、稼働中の単一設備としては発電容量では未だ世界トップを維持している。

本BBLでは、瀬川教授から最先端の太陽電池開発の状況や今後の展望のご紹介とともに、未来社会創造へのビジョンを語っていただく。東野部長補佐からは、世界トップのギガソーラーの取組を紹介するとともに、ビジネスサイドから見た未来のエネルギーシステムへの期待に触れていただき、議論を深めることとしたい。

イベント概要

  • 日時:2020年1月29日(水)12:15-13:15(受付開始12:00)
  • 会場:RIETI国際セミナー室(東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 経済産業省別館11階1121)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問合せ:コンファレンス担当 丸竹 ( )
         Tel: 03-3501-8398

定員に達したため、お申込受付を締め切らせていただきました。

講演者・略歴(敬称略)

  • スピーカー:瀬川 浩司(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授)

    東京大学教授・同大附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門長。1989年、京都大学大学院工学系研究科分子工学専攻博士課程修了(工学博士)、京都大学工学部分子工学教室助手。1995年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻助教授。1997年、東京大学大学院工学系研究科兼担(現在まで兼任)。2006年、東京大学先端科学技術研究センター教授(現在まで兼任)。2010年、同センター附属産学連携新エネルギー研究施設長(2016年まで併任)。2012年、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門長(現在まで兼任)、2016年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授。

  • コメンテータ:東野 康明(丸紅株式会社電力・エネルギー・金属グループ管理部部長補佐)

    丸紅株式会社電力・エネルギー・金属グループ管理部/部長補佐。1999年に日揮株式会社に入社、2008年に丸紅株式会社に転職後は、一貫して中近東、アフリカ及びアジア地域での発電事業開発に従事。

  • モデレータ:安藤 晴彦(RIETI理事)

*講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。