RIETIセミナー

東アジアの発展経験をODAにどう生かすか?:日韓ODA協力の可能性

開催案内

日本と韓国は、類似した経済発展のパターン、農業から工業への急速な産業構造変化、産業政策など政府・制度の役割を重視してきたという経験を共有している。さらに日韓は、被援助国としての成功体験も共通して持っている。そして、両国はそれぞれに被援助国・経済発展の経験を生かすべく、ユニークな援助供与国として活動してきたという共通点も持っている。従って、日韓におけるODA協調の可能性を探ることはごく自然なことであるといえよう。

本セミナーの目的は、過去半世紀の間に急速な経済発展をとげ、援助の受け取り国から供与国へと「卒業」した日本と韓国がアジア地域と他の地域の途上国の貧困削減と経済発展、投資環境改善・グローバルイシューにどのように協力できるのか、そしてMDGsの達成にどのような貢献ができるのかを議論することである。そして、政府開発援助(ODA)の日韓協調の現状を分析し、将来的な日韓協力の展望を行う。

より具体的には、本セミナーでは、日韓のODA政策の共通点と相違点を明らかにするため、日本と韓国の研究者による日韓のODAに関する分析結果を紹介する。その上で、今後のアジア地域とアフリカなど世界の他地域の貧困削減における日韓のODA協力・援助協調の可能性を政策的な立場から検討したい。

イベント概要

  • 日時:2010年10月12日(火) 13:30-17:30
  • 会場:経済産業研究所国際セミナー室 (東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 経済産業省別館11階1121)
  • 開催言語:日本語・英語(同時通訳あり)
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所
  • お問合せ:RIETI 丸竹 公子(e-mail: conf-101012@rieti.go.jp
    Tel: 03-3501-8398 Fax: 03-3501-8416

※資料と議事録は後日、本サイトからダウンロードいただけます。

プログラム

13:30 - 13:35 開会挨拶

及川 耕造 (RIETI理事長)

13:35 - 14:05 基調講演

前田 充浩 (RIETIコンサルティングフェロー/経済産業省貿易経済協力局経済協力研究官)

14:05 - 17:25 研究成果報告・パネル討論

14:10 - 14:40 報告1 "Does Korea Follow Japan in Foreign Aid? Relationships between Aid and Foreign Investment"

Hongshik LEE (高麗大学経済学部助教授)

14:40 - 15:05 討論1

春日 秀文 (関西大学経済学部教授)

15:05 - 15:35 報告2 "Is Foreign Aid a Vanguard of FDI? A Gravity-Equation Approach"

戸堂 康之 (RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻准教授)

15:35 - 16:00 討論2

Bokyeong PARK (韓国対外経済政策研究院国際マクロ経済・金融部長)

16:00 - 16:15 コーヒーブレイク

16:15 - 16:35 総括報告 "Official Development Assistance: Views from Japan and East Asia"

澤田 康幸 (RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科准教授)

16:35 - 17:25 パネル討論およびQ&A

モデレータ:澤田 康幸 (RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科准教授)

パネリスト(五十音順):

春日 秀文 (関西大学経済学部教授)

戸堂 康之 (RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻准教授)

Bokyeong PARK (韓国対外経済政策研究院国際マクロ経済・金融部長)

前田 充浩 (RIETIコンサルティングフェロー/経済産業省貿易経済協力局経済協力研究官)

Hongshik LEE (高麗大学経済学部助教授)

17:25 - 17:30 閉会挨拶

及川 耕造 (RIETI理事長)

*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。