開催案内
今般の世界的な金融・経済危機の中、各国政府は産業・企業支援のための各種政策を展開しています。それら政策の中には、(1)大きな外生的ショックの影響で経営危機に陥った企業に対する一時的な支援、(2)将来の成長分野(低炭素、健康等)に対する前向きの支援、が混在しています。
このような状況の下、世界の主要国において、各国政府がどのように産業政策を展開しているのかを正確に把握するとともに、危機時における国の産業政策はどうあるべきか、また危機後をにらんだ産業政策はどうあるべきかなどの論点について議論を深めることが必要です。
そこで経済産業研究所(RIETI)は経済産業省と連携してシンポジウムを開催し、米・仏・独から招いた3名の法律家にそれぞれの国における産業・企業支援の取り組みについてお話しいただき、またパネルディスカッションでは、産業・企業支援政策の意義、問題点と今後について議論いたします。
イベント概要
- 日時:2009年12月16日(水) 13:30-18:00
- 会場:丸ビルホール (東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階)
- 開催言語:日本語⇔英語(同時通訳あり)
- 参加費:2000円(学生証提示の場合は1000円)[公印を捺印した領収書を発行いたします]
- 主催:独立行政法人経済産業研究所
- お問合せ:RIETI 松倉 多恵子 Tel: 03-3501-8398 Fax: 03-3501-8416
※シンポジウム終了後、インターネットにて当日の模様の一部をビデオ映像でご紹介(動画配信)する予定です。また資料も後日、本サイトからダウンロードしていただけます。
プログラム
13:30 - 13:40 開会挨拶・問題提起
藤田 昌久 (RIETI所長・CRO)
13:45 - 15:30 世界各国における産業・企業支援の取り組み
米国:Richard A. GITLIN (Chairman, Gitlin and Company, LLC)
フランス:Jacques HENROT (Partner and Head of the Restructuring and Dispute Resolution teams, De Pardieu Brocas Maffei)
ドイツ:Josef BROICH (Partner, Broich Bezzenberger)
15:30 - 15:45 コーヒーブレイク
15:45 - 17:55 パネルディスカッション:産業・企業支援政策の意義、問題点及び今後について
モデレータ:吉野 直行 (RIETIファカルティフェロー/慶應義塾大学経済学部教授)
パネリスト:
西口 尚宏 ((株)産業革新機構執行役員)
柳川 範之 (東京大学大学院経済学研究科准教授)
Richard A. GITLIN (Chairman, Gitlin and Company, LLC)
滝田 洋一 (日本経済新聞社論説副委員長)
小林 慶一郎 (RIETI上席研究員/中央大学公共政策研究科客員教授)
17:55 - 18:00 閉会挨拶
及川 耕造 (RIETI理事長)
18:00 - 交流会
*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。