国際セミナー

米中経済関係の今後

開催案内

中国の急速な経済成長を反映し、2001年に中国がWTOに加盟して以来、米中経済関係は急速に発展しました。その結果、米中間の貿易投資関係や気候変動等の世界的規模の課題における両国の経済、産業および政治的利害もまた飛躍的に増大しています。

RIETIでは、米中関係の研究における第一人者である、ジョージ・ワシントン大学のハーディング教授をお招きし、下記のとおり、ユーラシア・グループと日本貿易振興機構(JETRO)の協力のもと作成された第3回目の「中国タスク・フォース」レポートの内容を発表いただきます。「中国タスク・フォース」は、2005年に創設された研究プロジェクトで、2006年からの10年間にわたって中国が発展していく可能性に伴うリスクを評価することを目的としています。本プロジェクトでは、中国の急激な経済的および社会的成長から発生するリスクとともに、国際社会へもたらすかもしれない課題と好機の双方について提言を行っています。

ハーディング教授の発表の後に、RIETIの研究者および経済産業省の政策担当者を交えて、ラウンドテーブル形式で議論します。

イベント概要

  • 日時:2008年5月28日(水) 14:00~16:00(受付開始および開場:13:45)
  • 会場:経済産業研究所セミナー室(経済産業省別館11階1121)
  • 開催言語:英語⇔日本語(同時通訳あり)

プログラム

司会進行:白石 隆 (RIETIファカルティフェロー)

14:00 イントロダクション

14:05 - 15:00 発表「米中経済関係の今後」

ハリー・ハーディング (ジョージ・ワシントン大学国際関係学教授)

15:00 - 16:00 ディスカッション、質疑応答

ラウンドテーブル参加者

ラウンドテーブル参加者