CEPR-RIETI 国際ワークショップ

金融のグローバル化と安定

開催案内

RIETIは欧州屈指の政策シンクタンク、CEPR(Centre for Economic Policy Research)との国際ワークショップを9月6日に開催します。CEPRからは、所長のRichard Portes氏(ロンドンビジネススクール教授)を始め3人が来日してプレゼンテーションを行い、日本側では藤田昌久RIETI所長や吉野直行慶応大学教授らが議論に参加します。

グローバルな金融市場は最近数年間、安定性を高めたと考えられてきました。たとえば先進国では大きな銀行危機はありませんでした。先進諸国の金融部門は大きく成長しました。過去15年間に資本市場全体の規模はGDPの1.5倍にもなり、全付加価値に対する金融部門の貢献度も20年間で5%から6.7%へ、3分の1も拡大しました。しかし、米国のサブプライムローン問題に端を発した世界の株式市場の動揺は、これまでの金融安定性への見方に大きな疑問を投げかけています。

ワークショップでは過去の市場の発展やグローバル化が本当に金融の安定性をもたらしたのかどうかを分析します。金融の安定性とは金融システム(金融の仲介機能、市場やインフラ)がショックや不均衡に耐える力、経済活動を阻害することなく不均衡を解決する力のことといって良いでしょう。

CEPRのプレゼンテーションは先進国における金融の安定性に対する主要な脅威とは何かを探るとともに、最も脅威にさらされるエマージング・エコノミーについても議論を提起します。

イベント概要

  • 日時:2007年9月6日(木) 10:00~15:00(受付開始及び開場:9:45)
  • 会場:経済産業研究所セミナー室(経済産業省別館11階1121)
  • 開催言語:英語⇔日本語(同時通訳あり。先着40名)
  • 参加費:無料
  • 主催:Centre for Economic Policy Research (CEPR)、独立行政法人経済産業研究所 (RIETI)
  • お問合せ:石原千恵子
    Tel:03-3501-1375 Fax:03-3501-8416

※本ワークショップは引用禁止です。

プログラム

10:00 開会挨拶

10:05 - 11:20 第1セッション「最近の金融市場変動の動向とその原因」

11:20 - 11:30 コーヒーブレーク

11:30 - 12:40 第2セッション「さまざまな地域の金融安定性」

12:40 - 13:30 ランチブレーク

13:30 - 15:00 第3セッション「グローバルな金融市場の展開の政策的意味」

総括

ラウンドテーブル参加者【CEPR】

  • Richard PORTES (CEPR所長/ロンドンビジネススクール教授)
  • Philip LANE (リサーチフェロー/トリニティカレッジ (ダブリン) 教授)
  • Philippe MARTIN (リサーチフェロー/パリ第1大学教授)

ラウンドテーブル参加者【RIETI】

 

  • 吉野 直行 (慶應義塾大学教授)
  • 竹内 洋 (政策投資銀行理事)
  • 西山 圭太 (経済産業省 経済産業政策局 産業構造課長)
  • 寺澤 達也 (経済産業省 中小企業庁 金融課長)
  • Dominic ZIEGLER (The Economist東京支局長)