国民と消費者重視の農政改革

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執筆者 著:山下一仁
出版社 東洋経済新報社/4400円 
ISBN 4-492-78027-0
発行年月 2004年8月
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内容

農政の危機をどう打開するか
生産者重視の農政から脱却し、国民・消費者に責任を果たすために何をなすべきか。
WTO・FTAの流れを視野に入れ、国際経済学に基づいて農政改革の理念と具体策を描く。

序章 なぜ、いま、農政改革なのか

第1部 農業問題とは何か
第1章 世界の食料・農業事情
第2章 特殊な日本 日本の食糧自給率はなぜ低下するのか
第3章 農業と環境
第4章 世界の農政とWTOの成立
第5章 世界の農政改革
第6章 WTO・FTA交渉の現状

第2部 WTO・FTA交渉で何を主張しなければならないのか
第7章 ガット・WTOの非経済学
第8章 食料安全保障
第9章 多面的機能

第3部 国民・消費者のための農政改革
第10章 21世紀の農政理論
第11章 農地資源の確保
第12章 直接支払い
終章 農地改革の思想的系譜