調査の目的
日本経済の更なる成長のためには、イノベーションが欠かせないことはいうまでもない。外国人労働者就労の促進を図り、組織内のダイバーシティを高めることは、イノベーションの創造に向けて重要と考えられる。しかし、組織のダイバーシティを高めることによって、チーム・パフォーマンスを向上させるためには、単に外国人労働者を雇用するだけでは十分ではない。
そこで当アンケートでは、文化的多様性とチーム・パフォーマンスの関係に対する干渉効果を持つ変数を特定し、どのような条件において文化的多様性がチーム・パフォーマンスを向上させるかについて明らかにする。その結果をもとに、ダイバーシティ推進とその効果的なマネジメントについて政策提言を行う。
調査概要
- 調査対象
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株式会社東京商工リサーチの企業情報データベースより従業員数(500名以上)、法人格(株式会社、有限会社、合資会社、合名会社)を条件として対象企業を抽出
- 調査手法
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①スクリーニング調査
②本調査(2名以上のチームメンバー及びそのチームの管理職1名、計3名以上を有効回答) - 実施時期
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平成27年(2015年)11月〜2月
- 有効回収数
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41チーム
- 主な調査項目
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- 対象者自身、基本情報について
- 所属開発チームについて
- 企業環境について