2008-1-02

平成20年度「R&D国際展開に関するアンケート調査」
Survey on International Questionnaire on R&D Management of Japanese Firms

プロジェクト

日本企業のR&D国際化における組織・戦略的課題:経営学的アプローチ

プロジェクトリーダー

浅川 和宏 ファカルティフェロー

調査の背景と目的

今世紀に入り、中国・インドをはじめとしたアジア新興国のR&D拠点としての重要性が急速に増し、欧米企業を中心にR&Dのアジア展開が加速した。一方、日本企業はそうした環境変化に対し、これまで一貫した行動を見せていないのが現状である。こうした最近のR&D国際展開の変容ぶりは、先進地域、新興地域を包括したグローバル規模でのR&D体制の地殻変動が起きているとも言える。

これまでの「通説」を再検討し、今日の状況に合った分析の枠組みが必要であるとの考えから、日本企業の「R&D本部」及び「海外R&D拠点」に対し実施するアンケート調査から得られる最新データを基に、R&D国際化における新たな動向を把握し、特に組織・戦略的な側面における現状と課題についての分析を行う。

本調査は、この現状と課題についての理解を含め、マネジメント上の有効な対応策を検討することを目的としている。

調査概要

     
調査対象

海外にR&D施設を有する日本企業及び各企業の海外拠点

調査手法

郵送調査

調査実施期間

平成20年(2008年)10月~平成21年(2009年)2月

有効回答数

本社47社(35%)
現地海外拠点99社(20%)

調査報告書

調査票

関連リンク