プロジェクト概要
世界貿易の将来見通しは、自由貿易と保護主義との相剋により、不確実性が高まる状況にある。本プロジェクトでは、世界貿易の再編が日本経済に与える影響について、計算可能な一般均衡(CGE: Computable General Equilibrium)モデルを開発応用することにより定量的な分析を行う。世界貿易の再編シナリオには、米国の関税政策と各国の対応、CPTPPやRCEPを代表とする地域貿易協定(RTA)による連携や相互協力の拡大などを想定し、将来シナリオを複数組み合わせた分析を行う。また、世界貿易と日本経済をより詳細な産業分類で分析することが可能なCGEモデルの開発を行う。
プロジェクト期間: 2025年9月 1日 〜 2028年2月29日
(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2025年9月1日 〜 2027年8月31日とし、データ利用報告期間は2027年9月1日 〜 2028年2月29日とする)