プロジェクト概要
リーマン証券の破綻に代表される国際的な金融危機以降、先進各国では、低成長および低インフレの状況が続いている。さらに、長期にわたる低成長の結果、伝統的な政策手段の余地も限りなく小さなものとなりつつある。
本プロジェクトでは、まず、低成長下で政策余地の限られた状況においても、有効と考えられる財政金融政策の姿を模索する。次に、低成長の背景としてだけでなく、その帰結としても考えられることの多い、高齢化、グローバル化といった構造変化について、その景気循環、および、政策に対するインプリケーションについても考察する。
プロジェクト期間: 2016年9月 5日 〜 2018年3月31日