プロジェクト概要
日本の経済成長を高めるための成長戦略(アベノミクスの第三の矢)に関連する諸テーマについて、ミクロ、マクロ、政治思想のそれぞれの面から総合的に研究を進める。
ミクロ面では、企業統治のあり方が生産性に影響するとの仮説のもと、投資家と企業との関係(インベストメントチェーン)の改革によって、有効なエクイティガバナンスを実現することを構想する。
マクロでは、欧米において急速に高まる長期停滞論(Secular stagnation hypothesis)をマクロ経済理論的手法により分析し、我が国および欧米諸国の経済成長の長期的な将来経路についての含意を探る。
政治思想については、世代間を超える時間軸でも政治的意思決定を政治学のフレームワークで考察する。
プロジェクト期間: 2015年7月27日 〜 2017年3月31日
主要成果物
2016年度の成果
RIETIポリシー・ディスカッション・ペーパー
- 17-P-013
「債務問題と長期経済停滞」 (小林 慶一郎)