プロジェクト概要
諸外国は90年代以来、発送電分離し、電力自由化を推進する一方で、競争政策の観点からの規制体制を整備し、電力逼迫時に電力需給を価格調整するメカニズムの整備をしてきた。日本でも、東日本大震災を契機に、電力の自由化を大きく進める必要性が広く認識されている。
日本で自由化を推進する道筋を検討するためには、諸外国が自由化に際して、原子力安全対策および事故賠償を含む、技術的・経済的・政治的な問題にどのように対処してきたかを国際比較することが必須である。本研究はこの国際比較を目的としている。
プロジェクト期間: 2012年1月11日 〜 2013年9月30日