プロジェクト概要
2006年度~2008年度
中国の台頭が今後20年程度のタイムスパンをとった時に、東アジア地域秩序にどのような変容をもたらす可能性があるのか、これを中国国内の政治問題にも留意しつつ、地域秩序のレベル、そして中国周辺諸国の政治、経済、社会のレベルにおいて分析することが本研究の目的である。中国の台頭をめぐる議論は「脅威」と捉えるものから「チャンス」と捉えるものまで大きな幅があるが、その大半が印象論で終始している。それに対して本研究は、中国と中国周辺諸国の政治、経済、社会の状況を具体的に研究している研究者と議論することを通じて、中国が東アジア地域秩序にとってどのような存在になるのかを判別できる因子を明らかにしていくものである。
プロジェクト期間: 〜 2009年3月31日
主要成果物
2010年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
2009年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 09-J-012
「中国の台頭とその近隣外交――日本外交への示唆」 (高原 明生)
2008年度の成果
国際セミナー
- 2008年5月28日
「米中経済関係の今後」
2007年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 07-J-034
「中国の台頭と東南アジアの変容-予備的考察」 (白石 隆)