政策研究領域(隣接基礎研究領域) B. 規制改革と政策評価のあり方

東アジアにおける原子力発電導入計画の進展と安全性確保に向けた国際協力の現状と課題

プロジェクトリーダー/サブリーダー

相樂 希美 顔写真

相樂 希美 (上席研究員)

リーダー

プロジェクト概要

2008年度~2009年度

原子力ルネサンスと呼ばれる世界的な原子力発電回帰の動きが近年高まっている。東アジア地域においても、日中韓で既に90基の原子炉が稼働しているのに加え、インドネシア、ベトナム、タイなどの新興国でも7~13年後を目途に原子力発電の導入計画が進展している。原子力関連政策は、国内のみならず世界全体で、導入計画段階から稼働後の安全規制まで俯瞰的な視野で取り組むべき課題に発展している。このような状況の下、国際機関、サブグローバル・地域、二国間などのさまざまな階層で、原子力関連の国際政策協調が活発に進展している。本研究では、東アジア地域に焦点を絞り、この地域における適切な原子力発電導入計画と真の安全性の確保のためには、国際政策協調において如何なるコーディネーション機能が求められるかを探り、日本が取り組むべき方策についての考察を行う。

プロジェクト期間: 2009年2月10日 〜 2009年7月28日

主要成果物

2009年度の成果

RIETIポリシー・ディスカッション・ペーパー