開催案内
2024年元旦に能登半島地震が発生。同年9月に発生した豪雨が重なり能登半島は深刻な被害を受けた。特に奥能登では復興が進まず、人口減少が課題となっている。本BBLではRIETIプログラムディレクター・ファカルティフェローの浜口伸明教授(神戸大学経済経営研究所)、輪島商工会議所の稲木 強(いなぎつよし)専務理事をお招きし、まず浜口教授から東日本大震災の調査経験を持つ研究グループが6月に実施した現地調査について、特に、長期人口減少トレンドの中で被災した地域に共通の人口減少と経済衰退の相互作用や、半島ゆえ支援が届きにくい能登の特性に注目しご報告いただく。稲木専務理事からは中小企業の再建課題についてご紹介いただき、外部資源で復旧を加速するだけでなく、地域の内発的な取り組みに寄り添った息の長い復興支援の重要性について議論を深める。
イベント概要
- 日時:2025年7月18日(金) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問い合わせ:コンファレンス担当 宮澤
※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。
参加申し込み
(外部サイトに移動します)
講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
-
- 浜口 伸明(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 神戸大学経済経営研究所 教授)
ペンシルバニア大学Ph.D(地域科学)。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員を経て2004年から現職。2011年からRIETI地域経済プログラム・プログラムディレクターおよびファカルティフェロー。専門は空間経済学と開発経済学。編著書に『復興の空間経済学』(日本経済新聞出版 / 藤田昌久・亀山嘉大と共著)、『北陸地方創生と国際化・イノベーション』(日本評論社 / 丸屋豊二郎、熊谷聡、白又秀治と共編)など。産業構造審議会委員および地域経済産業分科会長を務める。 - 稲木 強(輪島商工会議所 専務理事)
1994年富山大学経済学部卒業、輪島市職員に採用。2021年総務部秘書政策課長、2023年産業部漆器商工課長を経て、2025年4月より輪島商工会議所専務理事(現職)。
- 浜口 伸明(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 神戸大学経済経営研究所 教授)
- コメンテータ:
-
- 向野 陽一郎(経済産業省中部経済産業局 電力・ガス事業北陸支局 支局長)
- モデレータ:
-
- 関口 陽一(RIETI上席研究員・研究調整ディレクター)