開催案内
政府ではEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)が進められているが、並行して世界では2010年代以降、米国を中心にインパクト投資とインパクト測定・マネジメント(IMM)が発展してきた。日本でも、2016年に内閣府が社会的インパクト評価に関する報告書を発表し、同年「社会的インパクト評価イニシアチブ」が活動を開始、2020年10月には一般財団法人「社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ」(SIMI)が設立されている。
EBPMでは、政策インパクトのHOW(いかに測定するのか)が重視されがちだが、IMMではその前にWHY(なぜ測定するのか)とWHAT(具体的に何を測定するのか)を問わなければならない。本セミナーでは、今田克司SIMI代表理事・日本評価学会副会長から、SIMIの活動内容について紹介をいただくとともに、現場におけるEBPMの課題と改善策について議論する。
イベント概要
- 日時:2025年1月30日(木) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 上野
※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。
参加申し込み
(外部サイトに移動します)
講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
-
- 今田 克司(一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ代表理事 / 日本評価学会副会長 / 株式会社ブルー・マーブル・ジャパン代表取締役)
米国(6年)、南アフリカ(5年半)含め、国内外で市民社会強化の分野でのNPOマネジメント歴25年。現在、(一財)社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)代表理事、(株)ブルー・マーブル・ジャパン代表取締役、(一財)CSOネットワーク常務理事。加えて、日本評価学会副会長・研修委員長、休眠預金等活用法における指定活用団体である日本民間公益活動連携機構(JANPIA)評価アドバイザー、インパクト・コンソーシアム データ・指標分科会座長、国際協力機構(JICA)事業評価外部有識者委員会委員、Blue Marble Evaluation Advisory Council 委員、B Lab (B Corp 認証を司る米国非営利団体)Regional Standards Advisory Group – Asia 委員等を務める。国連開発計画(UNDP)による SDGインパクト基準 認定トレーナー。
- 今田 克司(一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ代表理事 / 日本評価学会副会長 / 株式会社ブルー・マーブル・ジャパン代表取締役)
- コメンテータ:
-
- 橋本 圭多(神戸学院大学法学部准教授)
- モデレータ:
-
- 佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事)