開催案内
インド人民党(BJP)は、先のインド下院総選挙で単独過半数割れを喫した。ナレンドラ・モディ首相の3期目続投は決定したものの、3期目は連立政権を組むことになり、これは世界最大規模の人口を抱えるインドにとって未知の領域といえる。
連立政権下の新政治体制は、インドの経済・地政学的意思決定にどんな影響を及ぼすのか。インドの通商政策の見通し、また、同国を必要なパートナーとみなす米中両国の狭間にあってインドのポジショニングには、どのような潜在的影響があるだろうか。そして、このインドの新たな政治構造は、対中ディリスキング戦略を模索する企業や投資家にとって、代替投資先としてのインドの有望性に、どのような意味を持つのか。
AIGグローバル・トレード・シリーズ2024は世界の通商システムを形成する要因の複雑な相互作用について分析するポッドキャスト・シリーズです。グローバル・トレード・シリーズではAIGと世界貿易に詳しい以下の組織-アスペン研究所(ドイツ)、ブラジル国際関係センター(CEBRI)、英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)、オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)、エルカノ王立研究所(スペイン)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、ジョージタウン大学国際経済法研究所(米国)、イタリア国際政治研究所(ISPI)、ジャック・ドロール研究所(フランス)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、貿易を通じた繁栄のためのザンクトガレン基金(スイス)-が協働しています。
https://www.aig.co.uk/landing-pages/aig-global-trade-series
イベント概要
- 日時:2024年6月24日
パネリスト
- マンジャリ・チャタルジー・ミラー 米外交問題評議会シニアフェロー(インド・パキスタン・南アジア担当)
- ネハ・ミシュラ ジュネーブ国際・開発研究大学院国際法助教授
モデレータ
- レム・コルテウェグ オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)上級研究員