AIGグローバル・トレード・シリーズ2024 ポッドキャスト 第四a話

自動車戦争(その1) - 米国、中国、電気自動車

開催案内

中国の過剰生産能力が世界市場に及ぼす影響への懸念が高まる中、米国は中国の貿易慣行と産業政策に対応するため、電気自動車(EV)を中心とする複数の戦略的分野で追加関税を導入した。中国政府はこれを米国の保護主義とみなし、対抗措置として、自動車等の米国からの輸入品に関税を課そうとしている。こうした報復合戦により、EV問題は米中貿易関係の中心に躍り出た。

EVを取り巻く米中競争における政治的、経済的、技術的ダイナミクスとは何か。気候変動対策に関する米中対話の中で、EV問題はどこに位置づけられるのか。そして、このEVをめぐるワシントンと北京の対立は、両国の貿易関係がさらに悪化する前兆なのか。

AIGグローバル・トレード・シリーズ2024は世界の通商システムを形成する要因の複雑な相互作用について分析するポッドキャスト・シリーズです。グローバル・トレード・シリーズではAIGと世界貿易に詳しい以下の組織-アスペン研究所(ドイツ)、ブラジル国際関係センター(CEBRI)、英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)、オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)、エルカノ王立研究所(スペイン)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、ジョージタウン大学国際経済法研究所(米国)、イタリア国際政治研究所(ISPI)、ジャック・ドロール研究所(フランス)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、貿易を通じた繁栄のためのザンクトガレン基金(スイス)-が協働しています。
https://www.aig.co.uk/landing-pages/aig-global-trade-series

イベント概要

  • 日時:2024年5月24日

パネリスト

  • スコット・ケネディ CSIS(戦略国際問題研究所)中国ビジネス・経済上級顧問兼理事長
  • ウェンディ・カトラー ASPI(アジア・ソサエティ政策研究所)ワシントンD.C.オフィス副所長兼マネージングディレクター

モデレータ

  • レム・コルテウェグ オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)上級研究員

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