RIETI-Bruegel共催セミナー

CBAMとカーボンプライシング:気候安定化への公正な道を切り開く
―EU の CBAM は、世界貿易、経済格差、排出量削減、炭素価格設定に関する国際協力にどのような影響を与えるのか?―

開催案内

本セミナーでは、EUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)、貿易相手国に及ぼす経済効果、カーボンプライシングに関してEUは他の締約国とどのように協力できるかを検討する。CBAMは実施の方向にあるが、具体的な法案はいまだ完成していない。一方、CBAMは多くの発展途上国を不利にするのではないかという懸念もある。その結果、先進国の「気候クラブ」が形成され、世界的な格差が拡大するのだろうか? CBAMは世界の排出量削減に大きな効果をもたらすのだろうか? 法案はどのように調整されるべきなのか。また、EUは他国とどのような協力関係を築けば、自国外のカーボンプライシングを推進できるのか?

詳細は下記参照:
https://www.bruegel.org/event/cbam-and-carbon-pricing-forging-fair-paths-climate-stability

イベント概要

  • 開催日時:2024年5月22日(水)12:30-14:00(現地時間)
  • 場所:Rue de la Charité 33, 1210, Brussels + Online (Livestreamed)
  • 使用言語:英語
  • 共催:経済産業研究所(RIETI)/ Bruegel(Brussels European and Global Economic Laboratory)/ 日欧産業協力センター(EUJC)

プログラム

12:30-12:40 | 開会の辞

Jeromin Zettelmeyer

ジェロミン・ゼッテルマイヤー(Bruegel所長)

Shujiro Urata

浦田 秀次郎(RIETI名誉顧問)

12:40-13:45 | パネルディスカッション

チェア

André Sapir

アンドレ・サピール(Bruegel上席研究員)

Panelists

Toshi Arimura

有村 俊秀(RIETIファカルティフェロー/早稲田大学政治経済学術院 教授)

Ignacio Garcia Bercero

イグナシオ・ガルシア・ベルチェロ(欧州委員会貿易局 前局長)

Catherine Stewart

キャサリン・スチュワート(英国財務省貿易政策担当副ディレクター)

Olha Yevstihnieieva

オルハ・エフスティニエヴァ(ウクライナ・グリーンディール改革のアドボカシーマネージャー、ウクライナ国立科学アカデミー気候経済学博士課程在籍中)

13:45-14:00 | Q&A