開催案内
地政学、経済安全保障上の懸念、野心的な産業政策が新たな貿易パターンと依存関係を背景に、グローバル・バリュー・チェーンが再構築されつつある。こうした新しい世界貿易の流動的状況は、ラテンアメリカ最大の経済大国メキシコとブラジルにとって、チャンスと課題となっている。
メキシコとブラジルのグローバル・バリュー・チェーンへの統合を推進する主な要因とは何か? バイデン政権の産業戦略はメキシコにどのような影響を与えたのか、また、ブラジルは、対ブラジル直接投資において存在感を示す中国との関係をどのように利用しているのか。メキシコ、ブラジルの産業発展において貿易はどのような役割を果たしているのか? そして、両国の経験は、グローバル経済におけるラテンアメリカの位置づけについて何を示しているのだろうか?
AIGグローバル・トレード・シリーズ2024は世界の通商システムを形成する要因の複雑な相互作用について分析するポッドキャスト・シリーズです。グローバル・トレード・シリーズではAIGと世界貿易に詳しい以下の組織-アスペン研究所(ドイツ)、ブラジル国際関係センター(CEBRI)、英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)、オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)、エルカノ王立研究所(スペイン)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、ジョージタウン大学国際経済法研究所(米国)、イタリア国際政治研究所(ISPI)、ジャック・ドロール研究所(フランス)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、貿易を通じた繁栄のためのザンクトガレン基金(スイス)-が協働しています。
https://www.aig.co.uk/landing-pages/aig-global-trade-series
イベント概要
- 日時:2024年4月4日
パネリスト
- ビクター・ド・プラド ブラジル国際関係センターシニアフェロー
- シャノン・K・オニール 外交問題評議会(CFR)副会長・研究副ディレクター・ラテンアメリカ研究担当ネルソン&デイビッド・ロックフェラーシニアフェロー
モデレータ
- レム・コルテウェグ オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)上級研究員