開催案内
脱炭素化と並行して進むデジタルへの移行(DX)を背景に、特殊金属とレアアースの需要は増加を続けている。とりわけコバルト、リチウム、ガリウムは先端技術の生産に不可欠かつ代替困難なため、これらの重要鉱物は特定の場所からの輸入に限定される。
こうした資源集中・供給途絶のリスクが高まることで、サプライチェーンの武器化や、生産国や加工国による経済的威圧の手段として活用されることが懸念されている。重要鉱物の戦略的重要性を踏まえると、EUと米国はいかに重要鉱物を安定的に確保できるだろうか?
グローバル・トレード・シリーズ2024の第一話では、こうした重要資源の貿易のダイナミクスを、欧州、米国双方の視点から探る。
AIGグローバル・トレード・シリーズ2024は世界の通商システムを形成する要因の複雑な相互作用について分析するポッドキャスト・シリーズです。グローバル・トレード・シリーズではAIGと世界貿易に詳しい以下の組織-アスペン研究所(ドイツ)、ブラジル国際関係センター(CEBRI)、英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)、オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)、エルカノ王立研究所(スペイン)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、ジョージタウン大学国際経済法研究所(米国)、イタリア国際政治研究所(ISPI)、ジャック・ドロール研究所(フランス)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、貿易を通じた繁栄のためのザンクトガレン基金(スイス)-が協働しています。
https://www.aig.co.uk/landing-pages/aig-global-trade-series
イベント概要
- 日時:2024年2月27日
パネリスト
- キャスリーン・クラウセン ジョージタウン大学法学部教授
- サイモン・エベネット ザンクトガレン大学国際貿易・経済開発学部教授 兼貿易を通じた反映のためのザンクトガレン基金創設者
モデレータ
- レム・コルテウェグ オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)上級研究員