AIGグローバル・トレード・シリーズ2023 ポッドキャスト 第四話

世界貿易におけるASEANの役割

開催案内

急成長を遂げる東南アジアの10カ国は現在、米国、中国、ドイツ、日本に次ぐ世界第5位の経済圏を形成しています。域内貿易が増加する一方で、中国を含む新たなRCEP協定の恩恵を受けて域外貿易も活況を呈しています。
RCEP協定は、ASEAN主導で実現し、2022年1月1日に発効しました。現在、世界貿易の30%以上をカバーしています。ASEANの最も重要な貿易相手は、米国、EU、そして最大の貿易相手国である中国です。
しかし、これら3つの貿易ブロックは、レジリエンスを高め、供給を多様化し、戦略的依存関係を減らすことを目指しています。ASEANは板挟みになっているでしょうか?世界貿易におけるASEANの役割は何によって形成され、外部からの力学はASEANにどのような影響を与えているでしょうか?サプライチェーンのレジリエンスが東南アジアにおける主要な論点となる中、ASEAN自身は国際貿易システムにおける供給ショックの影響をどのように受けているのでしょうか?

AIGグローバル・トレード・シリーズ2023は世界の通商システムを形成する要因の複雑な相互作用について分析するポッドキャスト・シリーズです。グローバル・トレード・シリーズではAIGと世界貿易に詳しい以下の組織-アスペン研究所(ドイツ)、ブラジル国際関係センター(CEBRI)、英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)、オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)、ジョージタウン大学国際経済法研究所(米国)、イタリア国際政治研究所(ISPI)、ジャック・ドロール研究所(フランス)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、貿易を通じた繁栄のためのザンクトガレン基金(スイス)-が協働しています。
https://www.aig.co.uk/landing-pages/aig-global-trade-series

イベント概要

  • 日時:2023年5月24日

パネリスト

  • リリ・ヤン・イング 東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)リードアドバイザー(東南アジア地域)
  • パク・シンヨン アジア開発銀行経済調査・地域協力局部長

モデレータ

  • レム・コルテヴェーク オランダ国際関係研究所(クリンゲンダール)上席研究員

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