開催案内
半導体は、21世紀の経済にとって、かつての石油と同じくらい重要である。半導体は、現代社会が依存する希少資源なのである。今日、軍事力、経済力、地政学的パワーは、コンピューターチップを基盤として構築されている。ミサイルから電子レンジ、スマートフォンから株式市場に至るまで、ほとんどすべてのものがチップの上で作動しているのだ。現在、最先端のチップは、米国、日本、台湾、オランダ、韓国の企業連合が設計し、製造しているが、急速な勢いで中国に追い上げられている。さらに、世界最先端プロセッサチップの9割を生産する台湾は、中国の軍事的脅威の高まりに直面している。チップ産業の将来が、地政学的なパワーバランスを形成することになる。
本BBLウェビナーでは、タフツ大学フレッチャースクール 准教授のクリス・ミラー氏をお迎えし、昨年10月に出版された著書「Chip War」についてお話しいただくとともに、ディスカッションを行います。
イベント概要
- 日時:2023年1月27日(金) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:英語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 丸竹
E-mailアドレス ※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。
講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- クリス・ミラー(タフツ大学フレッチャースクール 准教授)
タフツ大学フレッチャースクール准教授。昨年10月に『Chip War: The Fight for the World's Most Critical Technology』を上梓。
- クリス・ミラー(タフツ大学フレッチャースクール 准教授)
- コメンテータ:
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- 若林 秀樹(東京理科大学 経営学研究科 技術経営専攻 教授)
- 太田 泰彦(日本経済新聞 編集委員)
- モデレータ:
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- 西川 和見(経済産業省 商務情報政策局 総務課長)