開催案内
日本では、在外選挙でのインターネット投票実現に向けての実証実験が2020年に行われ、現在、つくば市スーパーシティ特区事業においてインターネット投票実現へ向けての事業が進められています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界レベルで非接触型の投票方式であるインターネット投票に注目が集まるなか、本シンポジウムでは、つくば市における取り組みの状況、また民間選挙などに広くインターネット投票を活用している韓国の事例を検討しながら、日本における電子投票・インターネット投票の未来について議論したいと思います。そして、議論を通じ、参加者とともに日本における民主主義のDXの可能性と課題を考えたいと思います。
イベント概要
- 日時:2022年11月30日(水)13:00~15:00(日本時間)
- 開催言語:日本語(一部逐次通訳有り)
- 会場:早稲田大学三号館302教室(対面開催)
- 定員:100名
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所/早稲田大学現代政治経済研究所実験政治学部会
- 共催:東北大学大学院情報科学研究科
- お問い合わせ先:東北大学大学院情報科学研究科政治情報学研究室(kazunori.kawamura.a7@tohoku.ac.jp)
プログラム
司会
尾野 嘉邦(早稲田大学政治経済学術院教授 / RIETIファカルティフェロー)
13:05-14:20 報告
13:05- 日本における電子投票の法制上の課題
湯淺 墾道(明治大学大学院ガバナンス研究科教授)
13:25- つくば市スーパーシティ特区におけるインターネット投票について
市ノ澤 充((株)VOTE FOR代表取締役社長)
13:45- 韓国の民間選挙におけるインタ-ネット投票システムの利活用
高 選圭(大邱大学招聘教授)
14:05- 韓国におけるインターネット投票システムの開発
宋 在敏(Korea Smart Voting代表)*高教授による逐次通訳
14:20-15:00 パネルディスカッション(フロアからの質疑応答を含む)
尾野 嘉邦(早稲田大学政治経済学術院教授 / RIETIファカルティフェロー)
湯淺 墾道(明治大学大学院ガバナンス研究科教授)
市ノ澤 充((株)VOTE FOR代表取締役社長)
高 選圭(大邱大学招聘教授)
宋 在敏(Korea Smart Voting代表)*高教授による逐次通訳
河村 和徳(東北大学大学院情報科学研究科准教授)
*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。