RIETI-ERIA 共催BBLウェビナー

東アジアのDXはグローバル・バリューチェーンをどう変えるのか

開催案内

デジタルトランスフォーメーション(DX)の波は東アジアの新興経済国に押し寄せており、先進国よりも速いペースでASEAN諸国の産業と社会を変革しているが、一方で米中の対立は世界経済を細分化している。次に何が起こるのだろうか? そして、これらの変化にどう対応すればいいのだろうか?
今回のセミナーでは、東アジアと欧州から2人のグローバルサプライチェーンの専門家が、東アジアのDXが何を引き起こし、世界貿易にどのように影響を与えているのかを俯瞰的に説明する。ジャカルタからは地域経済の専門家であるERIAのLurong CHEN博士がASEANの視点を提供し、パリからはジェトロ・アジア経済研究所の猪俣 哲史博士がインダストリー4.0におけるグローバル・バリューチェーンについて議論する。

イベント概要

  • 日時:2021年7月1日(木) 12:15-13:25(開場:12:00)※終了時刻にご注意ください。
  • 開催方法:YouTubeライブ配信
  • 開催言語:英語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI) / 東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)
  • お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 山川
    E-mailアドレス
    ※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。

講演者・略歴(敬称略)

  • イントロダクション:渡辺 哲也(RIETI副所長)
  • スピーカー:Lurong CHEN(東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)シニアエコノミスト)

    Dr. Lurong CHEN is a senior economist at ERIA. He obtained his PhD in International Economics from the Graduate Institute of International and Development Studies, Geneva, Switzerland. His main research areas are globalization, FTAs, GVCs, economic digitalization, regional integration and trade in services. He advises international organizations on trade and development issues.

  • スピーカー:猪俣 哲史(日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所海外研究員)

    1990年ロンドン大学政治学部卒業。1991年オックスフォード大学大学院経済学部卒業。1995年多摩美術大学造形表現学部(舞台美術)卒業。2014年一橋大学より博士号(経済学)取得。1991年アジア経済研究所入所。2000年-02年ロンドン大学客員研究員。 2020年よりOECD(経済協力開発機構)へ出向。
    国際産業連関学会会長。国際産業連関学会誌Economic Systems Research編集委員。
    主な著作:『グローバル・バリューチェーン ― 新・南北問題へのまなざし』日本経済新聞出版社(2019年7月刊行)、毎日新聞社/アジア調査会主催「アジア・太平洋賞 特別賞」受賞、大平正芳記念財団主催「大平正芳記念賞」受賞。

  • モデレータ:太田 泰彦(日本経済新聞編集委員)