T20 Japan Associated Event:RIETI-ANU-ERIAシンポジウム

貿易緊張の緩和に向けて-アジア太平洋地域の連携(配付資料)

イベント概要

  • 日時:2018年12月6日(木)14:00-17:00
  • 会場:鉃鋼エグゼクティブラウンジ&カンファレンスルーム(東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 南館4階)
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、オーストラリア国立大学(ANU)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)

配付資料

開会挨拶

中島 厚志顔写真

中島 厚志(RIETI理事長)

略歴

1975年東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。パリ支店長、パリ興銀社長、執行役員調査部長等を歴任し、みずほ総合研究所(株)専務執行役員チーフエコノミストを経て2011年4月より現職。その他公職として財務省・財政制度等審議会財政投融資分科会専門委員。2001-2011年3月テレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」レギュラーコメンテーター。

主な著作物:『大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む』日本経済新聞 出版社、2017年;『統計で読み解く日本経済 最強の成長戦略』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2013年;『日本の突破口』東洋経済新報社、2011年;『世界経済連鎖する危機』東洋経済新報社、2009年

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特別挨拶

松尾 剛彦顔写真

松尾 剛彦(経済産業省通商政策局審議官)

略歴

東京大学法学部公法学科卒業。1988年4月通産省入省(生活産業局総務課)。1989年5月資源エネルギー庁公益事業部開発課、1991年1月産業政策局産業資金課、1993年6月基礎産業局オゾン層保護対策課、1994年7月ジョンズ・ホプキンズ大学 高等国際問題研究大学院留学、1995年6月中小企業庁小規模企業部小売商業課、1998年7月中央省庁等改革本部事務局、2001年6月資源エネルギー庁電力・ガス事業部政策課、2003年6月大臣官房総務課、2004年6月資源エネルギー庁総合政策課企画調査官、2005年6月日本政府経済協力開発機構(OECD)代表部参事官、2007年9月国際エネルギー機関(IEA)事務局長補佐官、2009年7月資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力市場整備課長、2010年4月内閣参事官(内閣官房副長官補付)、2012年7月産業技術環境局環境政策課長、2013年6月大臣官房会計課長、2014年7月資源エネルギー庁長官官房総合政策課長、2015年9月電力取引監視等委員会事務局長、2016年4月電力・ガス取引監視等委員会事務局長、2017年8月より現職。

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特別講演

Mari PANGESTU顔写真

Mari PANGESTU(前インドネシア商業大臣/インドネシア大学経済学部教授)

略歴

2004年から2011年までインドネシア商業大臣、2011年から2014年10月まで観光クリエイティブ経済産業大臣就任。オーストラリア国立大学で学士号と修士号、カリフォルニア大学デイビス校でマクロ経済学、国際貿易および金融を専攻、博士号を取得。

多国間、地域、国内での国際貿易と投資に関連する分野で、学界、セカンドトラックプロセス、国際機関、および政府において、25年以上の広範な経験を有する。商業大臣として、多くの商業大臣会合を開始し、2011年のASEAN、APECでは地域協力でのリーダーシップを発揮するなど、WTOにおいて積極的な役割を果たす。大臣就任前は、1987年から2003年まで国際貿易・投資問題、政治経済改革、持続可能な開発に関する課題について政策提言を行った。現在、インドネシア大学経済学部の国際経済学教授。インドネシアのシンクタンク、戦略国際研究センター取締役。

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講演

David GRUEN顔写真

David GRUEN(オーストラリア政府 首相・内閣省副次官(経済担当)/G20シェルパ)

略歴

2014年9月よりオーストラリア政府 首相・内閣省副次官(経済担当)/G20シェルパ。 2003年1月に財務省入省、マクロ経済グループエグゼクティブディレクターを務める。1998年5月-2002年12月、オーストラリア準備銀行の経済調査部門長。入行以前はオーストラリア国立大学物理科学研究科研究員として勤務。

1991年8月-1993年6月、プリンストン大学経済学部およびウッドローウィルソンスクール客員講師(フルブライト研究員)。英国ケンブリッジ大学にて生理学、オーストラリア国立大学にて経済学の博士号を取得。

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木村 福成顔写真

木村 福成(ERIAチーフエコノミスト/RIETIコンサルティングフェロー/慶應義塾大学経済学部教授)

略歴

1982年東京大学法学部第3類(政治コース)卒業。1990年ウィスコンシン大学にて経済学修士号(M.S.)取得。1991年同大学にて経済学博士号(Ph.D.)取得。1991年-94年ニューヨーク州立大学オルバニー校経済学部助教授。1994年-2000年慶應義塾大学経済学部助教授を経て2000年より現職。2008年より東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)チーフエコノミストを兼務。

主な著作物: 『TPPの期待と課題:アジア太平洋の新通商秩序』(文眞堂、2016、共編著)、「生産ネットワークとアンバンドリング—概念枠組みの再整理と理論・実証・政策論」『フィナンシャル・レビュー』2018、第3号。

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パネルディスカッション

モデレータ

Shiro ARMSTRONG顔写真

Shiro ARMSTRONG(RIETIヴィジティングスカラー/オーストラリア国立大学豪日研究センター長)

略歴

オーストラリア国立大学クロフォード公共政策大学院フェロー、経済学者。 豪日研究センター長、東アジアフォーラム編集者、東アジア経済研究所長、コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所研究員。太平洋貿易開発会議カンファレンスシリーズ事務局長。編著5冊をはじめ、World Economy、Asian Economic Journal、 Foreign Affairs、Bulletin of Indonesian Economic Studiesなど査読付きジャーナルに多数の著作。Australian Financial Reviewには定期的に投稿。オーストラリア国立大学経済学博士。東京大学、北京大学、ハーバード大学、コロンビア大学客員。

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パネリスト(五十音順)

小野寺 修顔写真

小野寺 修(経済産業省通商政策局通商交渉官)

略歴

東京大学卒業後、1991年通商産業省(現経済産業省)入省。OECDシニア貿易政策アナリスト、資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部国際室長、NEDOシリコンバリー事務所長、経済産業省通商政策局通商機構部参事官、内閣府知的財産戦略推進事務局参事官等を経て、2018年より現職。

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Lurong CHEN顔写真

Lurong CHEN(ERIAエコノミスト)

略歴

高等国際問題・開発研究所(ジュネーブ)で国際経済学の博士号を取得。研究分野は、デジタルエコノミー、アジア諸国の地方分権、グローバルバリューチェーン、サービス貿易、知的財産権。また、FTA、中国経済、RCEP交渉にも取り組んでいる。ERIA入所前は、国連大学の研究員。近著に"Markets Matter: The Potential of Intra-Regional Trade in ASEAN and Its Implications for Asian Regionalism," Asian Economic Papers, 16(2), pp.1-19, Chen, L., De Lombaerde, P. & L. Cuyvers (2017), "Developing Asia in the Era of Cross-border E-commerce," ERIA Working Papers DP-2017-11, Chen, L. (2017), "E-Commerce as Asia's New Growth Engine," ERIA Working Papers PB-2017-02, Kimura, F. & L. Chen (2017) などがある。

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戸堂 康之顔写真

戸堂 康之(RIETIファカルティフェロー/早稲田大学政治経済学術院経済学研究科教授)

略歴

1991年東京大学教養学部教養学科アジア分科卒業、2000年スタンフォード大学博士号(経済学)取得。東京都立大学経済学部助教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻教授・専攻長などを経て2014年より現職。2008年よりRIETIファカルティフェロー。研究分野は、国際経済学・開発経済学・日本経済論で、特にサプライチェーンなど社会・経済ネットワークが経済の発展や強靭性に及ぼす影響の実証研究が専門。主な著作は、『開発経済学入門』(新生社)、『日本経済の底力-臥龍が目覚めるとき-』(中央公論新社)、『途上国化する日本』(日本経済新聞出版社)、『技術伝播と経済成長-グローバル化時代の途上国経済分析』(勁草書房)など。

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