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21世紀東アジアにおける日中関係について:経済統合への機会と挑戦

  • 開催案内

開催案内

日本と中国は近年、地域経済統合への取り組みを強めていますが、その実現に向けてどのような契機があり、また、どのような障害があるのかについて、政治・経済両面から議論しました。その中で、日本の対中政策、中国の対日政策、両国それぞれの対アジア政策がどのように展開されることが東アジアの平和と安定のために望ましいのかについて、併せて議論しました。

イベント概要

  • 日時:2001年4月13日(金)
  • 会場:経済産業省 本館17階 国際会議室(西2)

セッション構成

オープニング・セッション

開会の辞:青木昌彦

-出席者の紹介

-ラウンドテーブル開催の目的:田中伸男

セッション1:日中の対外政策変化とその背景 ~国際情勢、経済構造及び国民意識~

-日本の地域統合政策の生成:宗像直子

-中日関係の未来に関するいくつかの考察と提案:王逸舟

セッション2:アジアにとっての日本と中国(1)

-アジア経済発展のエンジンをどこに求めるべきか:金堅敏

セッション3:新たな経済モデルの模索と変革のマネジメント

-日本の成長モデルの再構築:鶴光太郎

-WTO加盟が中国経済に及ぼす影響:江小娟

アジアにとっての日中(2)

-日中関係と地域の安定:CHEW Tai Soo

-地域経済統合についての欧州の経験:Denis Tersen

セッション4:日中協力の課題

-中国脅威論と「歴史」の克服:劉傑

-日本の対中意識の現状と展望:高原明生

セッション5:日中協力の展望

-アジア経済統合と世界経済の安定:関志雄

-地域の株式投資の促進:津上俊哉

-中国政府の態度:肖夢

セッション6:結び

日中両国政府への提言

閉会の辞:岡松壯三郎