競争政策の経済学 人口減少・デジタル化・産業政策

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執筆者 著:大橋 弘
出版社 日経BP / 2750円 
ISBN 978-4-532-13513-3
発行年月 2021年4月

内容

人口減少による市場縮小、経済のデジタル化--。新しい課題に直面する競争政策はどう変わるべきかを、オリジナルの分析に基づいて解説。

目次

序章 転換点を迎える競争政策

第Ⅰ部 市場支配力と産業組織論
第1章 競争政策と産業組織論
第2章 経済の「寡占」化と競争政策のアプローチ

第II部 競争政策が注目する産業分野
第3章 公共調達における競争政策
第4章 携帯電話市場における競争政策――アンバンドリングの効果
第5章 電力市場における競争政策――システム改革の評価
補論 地球温暖化対策における競争政策の視点――再生エネ政策からの学び

第III部 人口減少時代における競争政策
第6章 人口減少局面に求められる企業合併の視点
第7章 競争政策と産業政策の新たな関係

第IV部 デジタル市場における競争政策
第8章 デジタルカルテルと競争政策
第9章 デジタル・プラットフォームと共同規制

終章 ポストコロナ時代に求められる競争政策の視点