なぜ「よそ者」とつながることが最強なのか:生存戦略としてのネットワーク経済学入門

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執筆者 著:戸堂 康之
出版社 プレジデント社 / 1870円
ISBN 978-4-8334-2392-2
発行年月 2020年12月
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内容

新型コロナウイルスの脅威によって、世界中で吹き荒れつつあった反グローバル主義の嵐が勢いを増している。
グローバル化は雇用破壊、格差拡大、テロやスパイの脅威をもたらし、金融危機やパンデミックの影響を増幅するとも指摘されている。
しかし人間は古来、「よそ者」とつながることで新しい知識や情報を得て、イノベーションを起こし、発展してきた。
世界の分断によってこの流れを止めることは、日本そして世界に破壊的な経済的損失を与えるだろう。
本書ではネットワーク経済学の理論とデータを基に、反グローバル主義への徹底的な反論を試みる。

目次

第1章 世界経済の分断がはじまっている
第2章 グローバル化で経済は成長するのか?
第3章 反グローバル化は人間の本能か?
第4章 グローバル化によって所得格差は拡大するか?
第5章 グローバル化で「対岸の火事」が飛び火するか?
第6章 グローバル化は国家安全保障の脅威となるか?
第7章 ポストコロナ時代のグローバル戦略
第8章 冒険心で日本経済を再生する