比較制度分析に向けて

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執筆者 著:青木昌彦
出版社 NTT出版/定価5,800円(本体) 
ISBN 4-7571-2059-1
発行年月 2001年5月
関連リンク 第1章 制度とは何か:いかにアプローチすべきか[PDF:188KB]

内容

目次
第1章 制度とは何か:いかにアプローチすべきか

第I部 プロト制度:基本タイプの導入
第2章 慣習的所有権と共同体規範
第3章 財取引、契約、市場の私的秩序ガバナンス
第4章 組織のアーキテクチャとガバナンス
第5章 慣習としての組織と人的資産タイプの共進化
第6章 政治ドメインにおける安定的均衡としての国家

第II部 制度分析のためのゲーム理論的枠組
第7章 制度のゲーム理論による概念化
第8章 制度的連結の共時的構造
第9章 主観的ゲーム・モデルと制度変化のメカニズム
第10章 制度の通時的連結

第III部 制度的多様性の分析
第11章 比較コーポレート・ガバナンス
第12章 関係的ファイナンスと暗黙知の価値
第13章 制度的補完性、共創発、そして危機
― 日本のメインバンク・システムのケース
第14章 シリコンバレー・モデルの制度的革新性
第15章 エピローグ:なぜ制度的多様性は進化し続けるのか