調査の目的
本調査は、日本の製造業の上場企業全社の本社を対象として、企業が相手国別の輸出において選択する貿易建値通貨(インボイス通貨)、本社における為替リスク管理体制・手法、価格設定等について本社の財務担当者が持つ一次データを取得することを目的に、第1回(平成21年度)、第2回(平成25年度)、第3回(平成29年度)に4年毎の頻度で実施してきたアンケート調査の第4回調査である。
日本の製造業の上場企業のインボイス通貨選択と為替リスク管理がどのような要因で決定されているのかを正確に把握し、今後のインボイス通貨選択や為替リスク管理がどのように変化するかを精緻に予測することで、実効性ある政策的含意を導くことを目的として実施した。
調査概要
- 調査対象
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海外部門の売上高が計上・報告されている上場企業のうち、製造業に属する企業
- 調査対象数
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964社
- 調査方法
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郵送調査
- 実施時期
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2022年3月~4月
- 回収数
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102社(10.6%)