プロジェクト概要
本プロジェクトは対内および対外直接投資を巡る諸問題について、財・サービスの貿易との関係も考慮に入れて、分析を行うことを目的とする。具体的には、(1) 対内直接投資誘致政策の効果、(2) 労働市場の柔軟性と直接投資との関係、(3) 政策的不確実性が直接投資に与える効果、(4) 対外直接投資において商社が果たす役割、等のテーマについて分析を行う。分析では、二国間投資協定や地域貿易協定締結の影響に着目する。これらの分析を通じて、直接投資に影響する諸要因に関する解明を進め、日本の対内直接投資誘致や対外直接投資促進に関する政策的含意を得ることを目指す。
プロジェクト期間: 2018年4月 2日 〜 2020年3月31日
主要成果物
2020年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
2019年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 20-E-022
"To What Degree does Policy Uncertainty Affect Foreign Direct Investment? Micro-evidence from Japan's International Investment Agreements" (INADA Mitsuo and JINJI Naoto) - 20-E-017
"FDI, Ownership Structure, and Productivity" (ITO Tadashi and TANAKA Ayumu) - 19-E-071
"Promotion or Liberalization: The Effect of Targeted Investment Policies on FDI Inflows" (INADA Mitsuo)