プロジェクト概要
厚生労働省・社会保障人口問題研究所の推計(出生/死亡とも低位)によれば、2060年の日本の人口はおよそ8000万人で、生産年齢(15歳~64歳)人口の割合は49%である。さらに50年後の2110年では、およそ3000万人、45%と予測されている。すなわち、今後、日本は深刻な労働力不足に陥ることが予想される。この深刻な状況を改善するためには、もはや出生率の向上策では間に合わず、労働力を海外からの移民に頼らざるを得ないと思われる。本プロジェクトでは世界各国の移民政策とその効果、さらに移民に関する研究論文をサーベイし、将来の日本にとって望ましいと考えられる移民政策を探ることを目的とする。
プロジェクト期間: 2013年5月28日 〜 2014年4月30日