プロジェクト概要
2006年度
自由貿易協定(FTA)は世界貿易体制の中で支配的な位置をしめるようになった。東アジアや日本においてもFTAは増加している。そのような状況を踏まえて、本研究では、世界と日本を含む東アジアにおける主要なFTAを取り上げ、FTAの内容についての評価とFTAによってもたらされた効果を分析する。以上の分析から得られる結果は、望ましいFTAを構築するにあたって重要な情報を提供する。評価分析の結果から、各FTAの改善すべき点が把握できる。また、効果分析からFTAの予想される効果についての有益な情報が得られることで、FTA戦略の構築に役立つ。
主要成果物
2006年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 07-E-018
"An Analysis of the Restrictions on Foreign Direct Investment in Free Trade Agreements" (URATA Shujiro and John SASUYA) - 07-E-016
"Market Access in FTAs: Assessment Based on Rules of Origin and Agricultural Trade Liberalization" (Inkyo CHEONG and Jungran CHO) - 07-E-015
"Services in Free Trade Agreements" (OCHIAI Ryo, Philippa DEE and Christopher FINDLAY) - 06-E-027
"An Analysis of the Potential Economic Effects of Bilateral, Regional, and Multilateral Free Trade" (KIYOTA Kozo)
国際ワークショップ
- 2006年11月10日
「FTA研究プロジェクト」
RIETI政策シンポジウム
- 2007年3月22日~23日
「急増するFTAの意義と課題-FTAの質的評価と量的効果」