プロジェクト概要
東日本大震災により、広範な地域で産業インフラや地域資源も失われた。中には自治体自体が崩壊しているところもある。また、各地で地域を支える仕組みが大きく揺らいできている。こうした状況の下、地域が今後自立的に存続し、発展していくためには、新たな地域のあり方、枠組みを提示していくことが求められる。
本研究においては、新しい地域のあり方として、基礎自治体の様態を論じるとともに、「新しい公共」が自治体のあり方に与える影響を論じる。また、基礎自治体の集合体である広域経済圏の姿を論じる。さらに、具体的政策手段として、産学官連携の地域経済効果および電気自動車の活用を通じた縁辺部地域活性化効果について論じる。
プロジェクト期間: 2011年8月29日 〜 2013年3月31日