プロジェクト概要
「社会問題を解決する産業の創造」、いわゆるソーシャルイノベーションは、労働者1人当たりの生産性向上と政府の歳出抑制を同時に実現できる極めて重要な政策課題である。
人類学者のマーガレット・ミードは『思慮があり、行動力のある人々はたとえ少数でも世界を変えられる-それを決して疑ってはならない。実際、それだけがこれまで世界を変えてきたのだから』という言葉を残している。本研究では、ソーシャルイノベーションの事例を収集するとともに、「行動力のある少数の人々」がどうすればソーシャルイノベーションを実現できるかについて、モデルと事例研究等に基づき分析し政策提言を行う。さらに、被災地の復興をソーシャルイノベーションで行うための研究も併せて実施する。
プロジェクト期間: 2012年4月 2日 〜 2013年3月29日